韓国ラーメン好きによる韓国ラーメンレビューシリーズ。
今回は、初心にかえって安城湯麺(アンソンタンメン)を食べた感想です。
結果:え、こんな美味しかったっけ?!ってぐらい、美味しかった。
安城湯麺(アンソンタンメン)とは?
安城湯麺(アンソンタンメン)、知ってますか?
韓国で発売されたのは1983年。
昔から人気の定番インスタントラーメンではあるけれど、
日本だと辛ラーメンなどに比べると、食べたことないっていう人も多いかもですね。
Amazonや楽天ではもちろん、韓国スーパーやカルディ、ダイソーなどで見かけます。
わたしは今回、ダイソーで調達してきたよ。

久しぶりに安城湯麺を買ったきっかけと離れていた理由
実は、安城湯麺を最後に食べたのは、思い出せないぐらい前…
かれこれ10年ぐらいは食べてないような気がしている。
その当時は、「なんだか味気ないラーメン」みたいに感じた覚えがあって、
特別リピートして買うほどでもないかな、って思った気がするんですよ。
スナック版の安城湯麺で距離ができた過去
で、さらにわたしが安城湯麺から距離を置くきっかけになったのが、
安城湯麺のスナック菓子バージョンの存在。
韓国のダイソーとかで、ベビースターラーメンみたいなスタイルの
安城湯麺スナックが売ってるんだけど、それの味がどうも好まなかった…。
なんともいえない甘じょっぱい味で、ちょっとわたしの舌には合わないなーと。
ということで、あんまり安城湯麺に対して好印象を抱いていなかったわけです。
安城湯麺と運命の再会
だから先日ダイソーで発見した時は、「えっ!」って思いましたよ。笑
だけどそのお店には韓国ラーメンが安城湯麺しかなくて、
なにか韓国ラーメンを買いたいと思ってたので、これも縁かな…と。
ちょっと、もう一度安城湯麺の味を確かめようと思ったわけです。
安城湯麺の作り方
では、簡単に安城湯麺を作っていきます。
①水550ccを鍋で沸騰させる
②麺と粉末スープを入れ、4分30秒煮込む
以上!めっちゃ簡単!
スープのほかに別袋のかやくなどもないので、間違える心配なし。

麺が、けっこう細い!
辛ラーメンなどど比べると、全然細いです。
袋に「お好みによりきざみねぎ、焼きのり、たまご等を加えてお召し上がりください」
って書いてあったので、冷蔵庫にあった長ネギと卵を投入。
さらに、野菜摂取のために冷凍ほうれん草を少しだけ入れました。

実食レビュー:あっさりなのに物足りなさゼロ
というわけで、10年ぶりの安城湯麺を実食。
一口目の感想は…「え、美味い。」
辛さは控えめでありながらもきちんと存在感があって、すっきり感のあるピリ辛。
辛さレベル的には、辛ラーメンの半分ぐらいかな?と思います。
何より、スープのコクうま感がすごい。
あっさりしてるのに物足りなさが全然なくて、めっちゃ美味しいです。
何やらビーフエキスのスープがベースになってるらしい。

さっぱりめのスープには、このちぢれ細麺がすごく合うのも感動。
何げにワカメが入っていて、ちょっとしたアクセントになっている。
勝手に「安城湯麺って簡素なインスタント麺」みたいに
思ってたけど全然そんなことないです。
飛び抜けた特徴がないにも関わらず、しっかり充実した味わいでした。
結果:安城湯麺はとても美味しかった

↑2ステップで作れて美味しいなんて、最高。
辛ラーメンが食べられる人にとってはちょっとピリ辛
ぐらいでライトに楽しめると思います。
ただ辛さ控えめと言っても、蓄積する系の辛さなので
辛いのが全くダメな人にはおすすめはしないかも。
大人になってわかる味のバランス
じゃあ、なんで昔はあんまり好みじゃないと感じたのかを考えたのですが。
察するに、「安城湯麺は辛さが控えめだったから」な気がする。
以前は韓国ラーメンは辛くてナンボでしょ!みたいなイメージを自分が持ってたから、
安城湯麺を食べた時に「え、ナニコレ辛くない…」って思っちゃったんじゃないかと。
確かに辛いものを食べたい時には、やっぱり安城湯麺じゃ物足りないです。
でも、この10年いろんな韓国ラーメンを食べて経験値を積んだ今なら、
安城湯麺の飛び抜けたバランスの良さを理解することができる…!!
未経験の方はもちろん、辛い韓国ラーメンに疲れてしまった方…おすすめです…!
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